2011
07.20
07.20
北森鴻 「桜闇」
ビアバー香菜里屋。 10人ほどの客がやっと座れそうなL字型のカウンターに小卓が2つ。 アルコール度数の違うビールが常に4種類揃えてある。 ワインレッドのエプロンをしたマスター・工藤の出す料理はおいしく、さながら自分だけの隠れ家のような雰囲気だ。 そして常連客たちの間では、しばしば「推理ゲーム」とでもいうべきものが展開される。 行き詰った推理ゲームの正解を誰よりも早く見通しているのは、マスターの工藤なのだった・・・・。 ビアバー香菜里屋のマスター工藤は またまた 寡黙で静かに・・・ ミステリーは サスペンステイストに でも・・・待って ミステリーは、静かに「こんなんじゃないでしょうか」 と密やかに 答えは出さずに「秘密は秘密で良いでしょう」 としたいものである
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